さて、WordPressのプラグである「all-in-one WP migration」を使うためには移転先のXserverでもWordPressが準備されてなけれなりません。Xserverにはこれまた「WP簡単インストール」という機能があって、これを使えば簡単に導入できます。新しくアカウントとパスワードを作ってWordPressを導入。これがキチンと動いているかは動作確認URLという機能を使うのですが、これがまたうまくアクセスできない。問い合わせたらそういった場合自分のパソコンのhostsファイルを書き換えて、ドメインを入力するとXserverに繋がるように設定してくれといわれました。
仕方なくメモ帳から管理者として実行を選んで、XserverのIPアドレスとドメイン名を入力(これは後で忘れずに元に戻します)。これで新しいWordPressに入れたので、いよいよ移転先に「all-in-one WP migration」を導入して、自分のパソコンにエクスポートしておいたファイルなどの情報を新たにインポートします。ところがいざやってみると突然WordPressにアクセスできなくなりました。管理用のダッシュボードに入れないと何もできません。いろいろやってみましたが上手くいかず絶望的な気分になって、Xserverのサーバー管理の画面から「ドメイン設定」に入って、ドメインを初期化しました。
いろいろジタバタしているうちに、all-in-one WP migrationでインポートした瞬間にWordPressが以前の設定で上書きされたのではないかと気が付きました。わざわざWordPressの新しいアカウントとパスワードを作る必要はなく、以前のものを利用したら問題なくインポートできました!あとはパーマリンクが外れていたり、サイトURLを変更したりいくつか修正が必要でしたが、おおよそ一月かかってお引越しが完了しました。たぶん、やりなれた人なら30分もかからずにやるんだろなぁ。でも、誰かに頼ることなくお金もかからず、やり遂げられて自分的には満足しました。