眼科の先生からご相談いただく病気に、閃輝暗点があります。閃輝暗点とは脳が原因で視野がチカチカする症状で、片頭痛の前兆として出現するケースが有名です。しかし、頭痛を伴わない場合もあり、その際には「中枢性光視症」などと呼ばれます。

 目から入った情報は視神経を通って脳に伝えられます。そこから、視交叉で分割され視野の右側の情報は左脳の後頭葉(反対に視野の右側の情報は左脳の後頭葉)で画像として認識されます。だから、右目で見ても左目で見てもチカチカが見える場合は脳に問題があることが多く、どっちかの目だけで症状がある場合は眼球や網膜・視神経(主に眼科の病気)の問題があることが多い、ということになります。

 目がチカチカして慌てているときにこれをするのは難しいですが、片方ずつ目を閉じてみて、どちらの目がチカチカしているか確認するといいでしょう。繰り返し症状が出る患者様は一度試してみてください。

 片頭痛の閃輝暗点は後頭葉の動脈が収縮し血流が滞ることによるもので、大きな病気に結びつくことは少ないですが、似た症状が脳梗塞や腫瘍によって引き起こされることがある点は注意が必要です。心配な方は当クリニックにご相談ください。

具体的な診療の内容

  • 診察・問診(発症の時期や症状、身体所見など)
  • 画像診断(頭部CT検査・頸椎レントゲンなど)
  • 結果報告
  • 治療(内服薬処方)
  • 血液検査やその他の検査