頭痛は大変つらい病気です。頭痛は鎮痛薬を飲めば緩和されますが、原因を確認せず内服に頼っていると思わぬ副作用が出たり、重い病気の治療が遅れたりすることもあります。最近では新型コロナワクチンの予防接種後や新型コロナ感染後に頭痛だけ残る患者様もいます。
頭痛には緊張型頭痛、片頭痛などのいわゆる1次性頭痛(他に原因がないもの)と、脳出血や脳腫瘍・髄膜炎などの2次性頭痛(原因となる病気があるもの)があります。2次性頭痛の場合は、まず頭痛を引き起こしている病気の治療が必要です。1次性頭痛もタイプによって使うお薬が変わってきます。
頭部CTで怖い病気・急を要する病気が隠れていないか確認して、それぞれの頭痛に合った治療を行いましょう。当クリニックでは内服治療だけでなく、片頭痛には予防薬の内服や注射薬(抗CGRP抗体注射薬、エムガルディなど)、イミグラン皮下注射、後頭神経痛には後頭神経ブロック、などさまざまな治療を行っております。お気軽にご相談ください。
具体的な診療の内容
- 診察・問診(発症の時期や症状、身体所見など)
- 画像診断(頭部CT検査、頸椎レントゲン検査など)
- 結果報告
- 治療(内服薬処方、注射など)
- 血液検査やその他の検査