タミフルの予防投与

 インフルエンザの予防に関してはインフルエンザ・ワクチンを使用するのが一般的ですが、ワクチン接種は抗体ができるまで凡そ2週間程度かかります。ワクチン接種をしてまだ間がない・ワクチンの接種をしていない場合、他の感染を防ぐ手段としては抗ウイルス薬を予防投与する方法があります。当クリニックでは自費診療として、必要な方・適応のある方にタミフルの院内処方を行っています(基本的に対象となるのは家族や同居人がインフルエンザに罹患した65歳以上、慢性呼吸器疾患・循環器疾患、糖尿病等代謝性疾患、腎機能障害などの病気をお持ちの患者様となります

 タミフルはインフルエンザ感染を治療する場合は朝夕食後に5日間服用するという使い方をしますが、予防投与の場合は1日1錠を10日間内服します。ワクチンと同様に、タミフルの予防投与もインフルエンザの感染リスクを下げることができますが、完全に感染しなくなるとはいえません。もしも、内服中に感染してしまった場合は保険診療での治療となります。

 薬剤料6.000円(税込)+診察料1.000円(税込

 薬剤について詳しく副作用や注意点などの説明をしてからお薬をお渡しします。ご希望される方はご相談ください。