シェーグレン症候群

 患者さまよりご相談があったので「シェーグレン症候群(SS)」についてまとめてみました。これは膠原病やリウマチなどの自己免疫疾患の一つで、症状はドライアイ・ドライマウス、どちらか一方だけ場合もあります。膠原病に続発して出現するものを2次性、他の膠原病の合併がないものを1次性と呼びます。診察をしているとSSかな?と思う患者さまは結構います。

 口腔内の症状は、口が乾燥し喉が渇く・口臭がする・虫歯になりやすいことなどが挙げられます。いずれも唾液の減少もよって生じ、味覚の変化で気がつくこともあります。正確な診断をするには、涙量や唾液量を定量的に測り、涙腺や口唇腺の病理検査を行い、自己抗体:抗SS‐A抗体と抗SS‐B抗体の血液検査をします。SSには1999年に厚生省がつくった診断基準があります。

 この病気は40-60歳代の女性に多く、頻度は男性の約14倍といわれます。原因について不明な点も多く、厄介なことに決定的な治療法・治療薬が確立されていません。結局、点眼薬やガムなどで対症療法となる場合があります。当クリニックでは涙腺や唾液腺への検査や治療は出来ませんが血液検査は可能です。そして、症状に応じて膠原病科や眼科などへもご紹介しています。

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