富安由真「くりかえしみるゆめ」

 娘に連れられて銀座の資生堂ギャラリーに行ってきました。高安由真さんの「くりかえしみるゆめ」という展示会です。日曜部のお昼頃到着すると、すでに長い行列が出来ていて、注目されている方なんだなと思いました。

 薄暗い階段で入場待ちをしていると、なんだかお化け屋敷に入っていくようなソワソワした気持ちになります。空間全体を体験するインスタレーションで、古い電話機や錆びた蛇口の洗面台などが一緒に展示してありました。

 見終わった後娘が、何故かわからないけれど、自分もよく古い洗面台の夢を見ると言っていました。懐かしいような、怖いような、不思議な展示会でした。

大人のはしかについて

 沖縄県が6月11日に麻疹(はしか)の終息宣言を出しました。報道によると、3月下旬に4年ぶりに感染が確認されてから、沖縄県内の患者数は99人。はしかの流行による国内外の旅行客のキャンセルは746件、5572人。大型連休と重なってしまい直接的な経済損失は、実に4億2千万円。終息宣言は5月16日以降、新たな患者が出ていないことを受けてでした。

 今回のはしかは台湾からの観光客が感染源で、観光客が多くの県民と接触したために一気に広がったようです。はしかは特に感染力が高いウイルスの一つで、子供の頃に予防接種を2回受けられた方が多いと思いますが、1回だと効果が不十分だったり、年を経ると免疫効果が落ちてくることが知られています。

 以前ワクチンを受けた方でも、海外旅行に行くご予定があったり、予防接種を受けてから長い時間が経過したり、ご家族に小さいお子さんや体の弱ったお年寄りがいらっしゃるような場合は、ワクチン接種を検討した方が良いかもしれません。

 まずは、特定のウイルスへの免疫力が落ちていてワクチン接種が必要かどうか、血液のウイルス抗体価検査を受けて判断しましょう。ご希望の方は当クリニックでも検査しています。

「ウイルス抗体価」のページ

6月、舌下免疫療法の始めどき

 

 

 長かった花粉のシーズンが終わりました。面白いことに、シーズン前スギ花粉予測は「日本気象協会」と「ウェザーニュース」で全く正反対でした。日本気象協会は例年より多いと予想し、ウェザーニュースは逆に例年より少ないとの予想でした。

 春の花粉の飛散量は、夏の間の日照時間に影響されるといわれています。昨年の夏は気温が一定しておらず、前半はカンカン照り、後半にいくつも台風が来るなど予想が難しかったようです。

 東京にいると花粉の飛散量は多く感じたので、個人的には日本気象協会に軍配を上げたくなりますが、全国的にはどうだったのでしょうか?

 毎年、スギ花粉症で悩まれる患者さまは、来年に向けて早めの舌下免疫療法導入をお勧めします。