多摩川が霧の川に

 今朝4年ぶりに東京に大雪が降りました。おそらく朝のうちだけだと思いますが、通りかかると多摩川が全面霧でおおわれていました。思わず写真に撮ってしまいました。

 足元がぬかるんで転びやすくなっています。しばらくは注意して過ごしたいですね。

タミフルの予防投与について

 この時期、患者様からインフルエンザについて良く質問されます。その一つが「インフルエンザの症状はないが、心配なので予防的に薬を内服できるか?」です。残念ながら、保険診療ではインフルエンザ感染の可能性がないと薬は使用できません。薬には副作用のリスクもあり、乱用を防ぐためには仕方ないことかもしれません。

 インフルエンザ予防の基本はワクチンです。ただし、タミフルなどの薬剤は自費診療での予防投与が認められています。

 原則として、インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である下記の方々が対象となります。
(1)高齢者(65歳以上)
(2)慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者
(3)代謝性疾患患者(糖尿病等)
(4)腎機能障害患者
ただし、この対象者であっても予防投与は保険適応外となります。

 上記範囲以外で使用し大きな副作用が出た場合、厚生労働省の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外になる可能性があります。

 当クリニックではタミフル予防投与について希望された場合は、はじめに院長外来(初診料 1.800円(税込))を受診いただきます(すみませんが、説明の結果、希望されない場合もこの受診料はかかります)。

 そこでタミフルの予防投与について理解いただいた上で、内服を希望される場合は1日1錠10日分を、4.800円(税込)で処方いたします。もし必要な方はご相談ください。

 

 

インフルエンザが流行

 新年あけましておめでとうございます。寒い日が続いてますね。今日はクリニックを開く準備をしているのですが、いやはや何をするにも寒くて大変です。

 上のデータは昨年12月21日発表の東京都福祉保健局のものですが、インフルエンザが流行してきました。風邪症状で受診いただく患者様の中にも、感染した方が見つかるようになってきました。

 時に受診の際に、「熱は出ていないけれども頭や体の節々が痛むので、経験上インフルエンザだと思う。調べて欲しい」といわれます。ところがインフルエンザの検査は鼻腔内でインフルエンザが増えたものの一部を取ってきて調べます。だから、インフルエンザ感染があってもまだウイルスが増殖していないような、熱の出ないごく早期の患者様では検査をしてもほとんど陽性反応がでません。

 一般的な迅速診断キットでインフルエンザにほぼ確実に陽性反応が出るのは、熱が出初めてから12時間以降といわれています(ドライケムでも3時間ぐらい)。インフルエンザは38度を超える高い熱が特徴で、おおよそ2-3日症状が持続し、その後は体内のインフルエンザの数は急激に減っていきます。

 インフルエンザ用の抗ウイルス薬は発症後48時間まで効果があるといわれています。その後は自然に治る例が多いので対症療法で解熱薬などを出すことはありますが、抗ウイルス薬の治療適応はありません。インフルエンザの時間的な推移をご理解いただき、患者様とともに有効な診断や治療を行いたいと思います。