骨粗しょう症について

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 フロント・ページのニュースにも書かせていただきましたが、当クリニックでレントゲンを用いた骨粗しょう症の検査が出来るようになりました。

 厚生労働省のホームページによれば日本人の食事摂取基準のカルシウム推奨量は、50歳以上の男性800㎎・女性650㎎です。しかし実際の成人の男性・女性ともに500-600㎎ぐらい。耐用上限量(ここまで摂っても大丈夫と考えられる量)は男女ともに2500㎎とされていますので、単純に言って今の倍以上カルシウムを摂っても大丈夫ということです。

 骨粗しょう症の患者様の場合はさらに増えて、1000㎎以上の摂取が望ましいとされます。しかし、これを全部食事で補うのはなかなか大変です。「飽食の時代」といわれて久しく、他の栄養素は豊富に摂りすぎることが問題になるようですが、カルシウムだけは未だに不足が続いているます。

 日本人のカルシウム摂取量はアメリカ人の1/3ほどです。これは日本は軟水でミネラル分が少なく、それで育つ野菜などにもカルシウム巌流量が少ないことや、和食には乳製品を素材としたものが少ないことなどが理由といわれます。加えて高脂血症や糖尿渺などの生活習慣病による食事制限、ダイエットなどで食事量を減らすと、ますます摂取できるカルシウムは少なくなります。

 骨粗しょう症の原因はカルシウム不足だけではありません。ホルモンも大きく影響します。男性の骨密度は60代ぐらいから徐々に減っていきますが、女性は閉経前40代後半から急激に減り始めます。これは女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が落ちるためです。骨密度を維持するためには、適度な運動なども大事です。

 骨粗しょう症も生活習慣病や認知症などと同様に、予防のためには適切な食事療法・運動療法などが重要です。こういった細かな対応が可能なのが、クリニックの持ち味だと思います。一度ご相談ください。

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