エンテロウイルスD68

 昨年アメリカでエンテロウイルスが原因と思われる、マヒ症状の患者さんの報告が増えました。エンテロウイルス属には子供がかかる手足口病(エンテロウイルス)や小児マヒ(ポリオウイルス)などが含まれます。マヒを起こすものはエンテロウイルスD68と呼ばれる種類で、他の風邪のウイルスと同じように咳や鼻水などの夏風邪様の症状や喘息症状を引き起こします。

 日本では2010年ごろから報告が増え始めています。流行は夏から秋にかけて、7月から10月ぐらいです。マヒは急性弛緩性脊髄炎とも呼ばれ、感染の多くが5歳ぐらいまでのお子さんです。まだ病気について不明な点が多く、治療法も確立されていません。

 これもまた他の風邪と同じように、うがい手洗いが予防法となるようです。予防を習慣にしましょう。

直江状

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 先週の「真田丸」も風雲急を告げる展開、次は関ヶ原です。三谷幸喜がこの未曽有の合戦をどう描くのか、実に楽しみです。ドラマの最後に上杉景勝がヘラヘラ笑っている横で、直江兼続が手紙を書いてました。徳川家康を激怒させた直江状です。

 会津征伐の際には、兼続のあの超有名な「愛の前立て」が見られると思うとワクワクします。もしかして上杉景勝は、これまた有名な「日輪の前立て」で出てくるかも?

 友達がいるので、何度か米沢で仕事をさせてもらう機会がありました。そのうちにどうしても上杉神社に行きたくなって、昨年の4月にむちゃくちゃ早い新幹線で米沢に乗り込むと仕事前に稽照殿へ詣でて、有名な甲冑たちを見に行きました。

 ガラス・ケースにおとなしく納まっていた甲冑、ドラマとはいえ武将がつけている姿が拝めるなんて!日曜日が楽しみです。

細川忠興と干し柿

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 歴史が好きなので、毎週「真田丸」を楽しみにしています。この前、石田三成が徳川家康暗殺計画に、細川忠興を味方に引き入れようと、干し柿をもって会いに行く話がありました。おやこんなエピソードがあったのかと思って調べてみたら、「細川家譜」という本に書いてあるようです。

 ただしドラマで描かれたように、細川を家康襲撃で味方に引き込もうと切迫した場面ではなく、前田玄以を介して仲の悪かった細川と和睦しようとした際に、単なる手土産で持って行ったようです。その時、細川も石田に一礼して干し柿を食べてます。でもドラマでは人情の機微に疎く頭の固いといわれる、石田のエピソードとして上手く取り込んでありました。

 石田は、細川忠興をはじめ加藤清正・福島正則などに背かれ命を狙われ、やがては関ケ原の合戦で敵対することになります。すごい嫌われ方だなぁと感心してしまいます。

 一方で、秀吉の親戚筋だったり特別に取り立ててもらったにも拘らず、徳川の天下取りに加担して豊臣家を滅亡させてしまう七将と比べて、石田三成は豊臣の家臣として徳川家康の危険性を初めから見抜いていたのではないかとも思います。

 ドラマで関ケ原・大坂夏の陣・冬の陣がどう扱われるか楽しみです。

 

はしかの男性、大コンサートに

 厚生労働省は、8/14(日)に麻疹感染した男性が幕張メッセで行われたジャスティン・ビーバーのコンサートに参加したことを報告しました。これは潜伏期間とされる約10日が過ぎたため、流行が広がらないよう注意を促したものです。男性は兵庫県在住で、13~15日の間に千葉や神奈川に滞在した模様です。

 麻疹(はしか)は高い熱と全身の発疹が特徴で、非常に感染力が強い病気です。しっかりと免疫を持っていれば感染を防げるといわれていますが予防接種を受けていなかったり、受けていても1度きりで免疫力が弱かったりすると、大人でも発症します。

 日本では近年予防接種を受けていない人が増えて、平成19年と20年に若者の間で大流行しました。はしかは妊娠期間に感染すると流産の可能性もあり注意を要しますが、基本的には1~2歳の子供に多い病気です。しかし、感染の可能性のある大人は「はしかは子供の病気」とあなどらずにしっかりと経過を見るようにしてください。

 罹ってしまった場合一番感染力が高まるのが、38度台の発熱や風邪のような症状が出るカタル期です。その後一時的に症状が改善して見えますが、再び症状がぶり返して高熱が出て全身に発疹が出現する発疹期となります。大変つらい状態が3-4日続きます。

 その後、解熱して回復に向かいます。発病の際には感染を広げないように不要な外出は控えましょう。学校保健安全法では解熱後3日間以内の登校を禁じています。

糖尿病の薬:SGLT2阻害薬

 糖尿病の薬は複数出てきて、いろいろな選択ができるようになりました。注目の薬としては、近医尿細管の糖の吸収を抑制するSGLT2阻害薬があります。糖尿病とは文字通りおしっこの中に糖が出てきてしまう病気ですが、それを逆手にとってそのまま過剰な糖を排泄してしまおうというお薬です。

 SGILTとは日本語でいうとナトリウム・ブドウ糖共役輸送体といいます。これにはいくつかの種類があって、腎臓の近位尿細管に作用して尿中に一度出たブドウ糖を再吸収させるのがSGTLT2です。いままでの糖尿病の薬の多くが何らかの形でインスリン分泌を促進し血糖を下げていたのに対して、SGLT2阻害薬はインスリンに関係なく血糖を下げることができます。

 このため低血糖になりにくいなどの他、体重減少、血圧低下、高コレステロール血症の改善などが期待できるそうです。しかし一方、尿中に多くの糖が出てしまうために尿路感染症や膀胱炎のリスクが高くなったり、浸透圧利尿といって一緒に水を引いて排尿されるので脱水になりやすいなど、別の問題があります。どんな薬もそうですが、良い面と悪い面それぞれの特徴を踏まえながら処方を考えたいと思います。

ポケモンの聖地

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 お盆に家族と名古屋に遊びに行ってきました。ここまできたら、ぜひ寄っておかなければならないところがあります。そう、鶴舞公園です。

 名古屋に土地勘がない私はどんなところか知らなかったのですが、広くて緑豊かな落ち着いた感じの公園でした。しかし、噴水の周りには沢山の人だかりで、ブームが去りつつあるともいわれますが、まだまだポケモンGOを楽しんでいる人は多いようです。

 そして、聖地に足を踏み入れた影響か、名古屋でピカチュウやニャースなどまだ持っていなかったポケモンを沢山捕まえることができました。ありがとう名古屋!ありがとう鶴舞公園!

ダニ媒介性脳炎

 8/16に北海道で山歩きをしていた男性がマダニにかまれてダニ媒介脳炎を発症し、その後亡くなられたと報道されました。国内2例目の報告例で日本では大変珍しい病気といえますが、ヨーロッパからロシアにかけては年間5000-7000人の報告があるそうです。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

 ロシアではロシア春夏脳炎といって7-14日の潜伏期間を経て、高熱や頭痛吐き気などを呈します。原因となるロシア春夏脳炎ウイルスは北海道にも分布しており、今回のケースもこれが原因と思われます。マダニは他の病原体の媒介もします。もっと有名な病気としては、本州でもみられるライム病があります。ライム病ではマダニはボレリアというスピロヘータの一種を媒介して、特徴的な皮膚の紅斑や、神経症状(髄膜炎・脊髄神経根炎・末梢性顔面神経麻痺)などの症状がみられます。

 マダニはもともと2-3mmぐらいのサイズですが、血を吸って1cmを超えるぐらいまで大きくなり(容積でいうと1000倍!)おまけにセメントのような唾液を出して体を宿主の皮膚に固定してしまうようです。驚いて押しつぶしたり、無理に取ったりすると、マダニ体内の病原体を宿主に押し込むことになるので注意しましょう。家ダニとはまるで違う生物だと思った方がいいかもしれません。

 除去は専用の器具(ティック・リムーバーなど)か、ピンセットで口をつまんでマダニの一部が残らないように慎重に除去するようにします。その際に線香の火であぶったり、アルコールを使ったりする方法もあるようです。山歩きの際にわれわれが出来ることとしては、マダニに皮膚をかまれないように厚手の長袖・長ズボンの服装をするなどの予防策を講じることが挙げられます。

かめ派もいます

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スタッフのUさんは、カメを飼ってます。

ちっちゃい時から8年飼って、今では手のひらサイズに成長。

写真を頂くと、目の後ろにオレンジの模様がありました。

これは「ミシシッピーアカミミガメ」長いと20-30年間生きます。

私も小学生のころ飼っていました。でも、長く飼うのは難しかったです。

8年間きちんと育てているUさんはスゴイと思いました。

わんこもかわいい

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スタッフのSさんは、わんこ派です。そこで今度は、わんこの写真を頂きました。

散歩の途中で足を怪我して繃帯をしてもらったのですが、

つい齧ってしまうために、このような姿に…

表情はなんとも悲しげですが、見ようによってはドレスみたいで、

ちょっとかわいいなぁと思ってしまいました(ちなみに8歳男の子だそうです)。