よくある質問(Q&A)

よくある質問(Q&A)

目次

  1. CTとMRIはどう違いますか?
  2. こどもが頭をぶつけました。CTを撮った方がいいでしょうか?
  3. 妊娠・授乳中です。CTや内服治療は受けられますか?
  4. 糖尿病治療でインスリン注射を行っています。治療できますか?
  5. 高血圧の薬は飲み始めると、止められなくなりますか?

Q&A

1 Q:CTとMRIはどう違いますか?
A::一番の違いは使用する放射線が違います。CTはレントゲン線、MRIは磁場をかけて生じる電波を利用します。そのために、CTは少量ですが放射線被ばくの問題があります。一方、MRIは磁力を用いるので体にペースメーカーや金属、刺青の入っている方は撮影できません。撮影にかかる時間も違っていて、CTがおおよそ5分のところ、MRIは30-60分ほどかかります。検査の得意分野として、CTは骨や肺や胆道や腎臓の結石の描出に優れ、MRIは血管や軟部組織、骨に囲まれた骨盤内臓器などの描出に優れます。考えられる病気や検査の目的で使い分ける必要があります。まずはご相談ください。

2 Q:子供が頭をぶつけました。CT検査をした方が良いですか?
A:CTはレントゲン線を使うので、子供(特に幼児)についてはより慎重に判断します。当クリニックでは事故の状況・打撃の強さ・患者様の神経所見などを診察し必要ならば保護者の同意を頂いてCT検査を行っています。また、受傷後24時間程度は症状の悪化がないか自宅で経過を見守る必要があるので、保護者の方にその際の注意事項を説明します。CT検査を行わずに経過観察をすることもあります。以上より、未成年者の受診の際には必ず保護者の方か、責任の持てる代理の方が、ご本人と一緒に受診してください。

3 Q:妊娠・授乳中です。CT検査や内服治療は受けられますか?          A:CT検査は妊娠中の方や妊娠の可能性のある方は、原則胎児への影響を考えて検査は行いません。レントゲン検査も同様に考えます。放射線の影響は母乳には出ないので、授乳については特に心配はありません。一方、内服や各種薬物治療について妊娠中に使用できる薬は限られてしまいます。授乳中は妊娠中ほどではありませんが、やはり制限があります。妊娠の可能性・授乳中の方は初めにご相談ください。

4 Q:糖尿病治療でインスリン注射を行っています。治療できますか?                                A:当クリニックは内服による糖尿病治療や生活習慣の指導を行っています。ただインスリン注射が必要な患者様(1型糖尿病や、糖尿病で内服治療では血糖コントロールが難しい場合など)は低血糖発作や複数の糖尿病合併症の問題などで急な入院が必要となる場合があります。基本的には、総合病院の糖尿病専門医へご紹介して治療をお願いしています。

5 Q:高血圧の薬は飲み始めると、止められなくなりますか?             A:薬を呑んだから止めれなくなることはありません。また、体重や精神的なストレスが減って血圧が下がり、内服を止めるケースは実際に経験します。しかし、高血圧最大の原因は動脈硬化でそれを直接治す薬がないために、多くの場合降圧薬を長く呑むことになるというのも事実です。そのために「一度降圧薬を呑み始めると止めれなくなる」という誤解が生じたのだと思います。しかし、薬を呑まないで高血圧を放置すると、脳出血や心筋梗塞のリスクは数倍に上昇します。見て見ないふりをしているうちに自然に治る病気ではありません。血圧の高い方は降圧薬内服が必要だと思います。